【京都紅葉情報2021】名所から穴場まで!阪急沿線紅葉&美術展7選

秋の京都を訪れるなら、紅葉と一緒に「芸術の秋」も楽しみたいですよね。阪急電車に乗れば、ぜーんぶ徒歩でまわれちゃいますよ♪
今回は、王道から穴場まで京都の紅葉&芸術スポットをご紹介します。紅葉期間中だけのイベントや展覧会もあるので、ぜひチェックしてみてください!


今回ご紹介するスポットはこちら

【長岡京エリア】
◆長岡天満宮
◇ライトアップイベント「ひかりの京都」
◆Shop & Gallery 竹生園(ちくぶえん) 
【嵐山エリア】  
◆屋形船で嵐峡めぐり
◆福田美術館
【向日市エリア】
◆向日神社
◆向日市文化資料館 
【大山崎エリア】
◆アサヒビール大山崎山荘美術館 


長岡京エリア1

ライトアップイベントも! 紅葉庭園「錦景苑」紅葉の雲海は必見

長岡天満宮/阪急京都線「長岡天神」駅

学問の神様・菅原道真公を祀る長岡天満宮。美しい池や森などのある風光明媚な境内には、紅葉を愛でるためにつくられた紅葉庭園「錦景苑(きんけいえん)」も。約100本の紅葉が庭園内を錦に彩り、すぐ上の絵馬殿から見渡す紅葉の雲海は見応え抜群です!

11月20日(土)〜12月5日(日)はライトアップされ、闇夜に浮かび上がる幻想的な紅葉はとてもロマンチック。京都では穴場スポットなので、じっくりと紅葉を堪能したい方におすすめです。

 また長岡天満宮八条ケ池は、JR東海「そうだ 京都、行こう。」の「ひかりの京都」キャンペーンの舞台の一つに選ばれました。11月1日(月)~12月5日(日)、長岡天満宮八条ヶ池の水上橋が竹灯籠でライトアップされます。あわせてお楽しみくださいね。

★長岡京市の紅葉名所動画はこちら

◆紅葉の見頃:見頃:11月中旬〜12月上旬

◆information
長岡天満宮(ながおかてんまんぐう)
住所/長岡京市天神2-15-13
電話番号/075-951-1025
拝観時間/境内自由、社務所は9~17時、ライトアップは16時30分〜20時
※11月20日(土)〜12月5日(日)は錦景苑のライトアップ実施
拝観料/無料
駐車場/あり
アクセス/阪急電鉄京都線「長岡天神」駅より西へ徒歩約10分、JR「長岡京」駅より西へ徒歩約20分。 

長岡天満宮八条ヶ池 竹灯籠ライトアップ
実施期間/11月1日(月)~12月5日(日)17~20時
開催場所/長岡天満宮八条ヶ池
入場料/無料  
 ※ライトアップ中の水上橋は、長岡天満宮の大鳥居から中堤をまっすぐ進んだ右手の入口のみ開放。


長岡京エリア2

五感で竹の美を堪能できる♡ 京都で話題の新スポット

Shop & Gallery 竹生園(ちくぶえん)/阪急京都線「長岡天神」駅

竹の名産地として知られる長岡京市。竹を通じてグローバルに日本の伝統文化を発信している長岡京市の竹工芸メーカー「高野竹工」は2021年、Shop & Gallery 竹生園をオープンしました。

長岡天満宮に隣接する「竹生園」は明治14年創業、筍懐石で有名な料亭・錦水亭の旧旅館です。建築物としても見応えある昭和レトロな空間を活かしたShop & Gallery竹生園。
2階の百畳大広間をgalleryとした展示空間では2021年11月1日(月)から12 月5日(日)の土・日・祝日限定で「高野竹工 受け継がれる竹の美 展」を開催。

創業より竹林整備をはじめ、手間暇かけて管理・加工した竹で茶道具を制作してきた高野竹工。その原点となる「竹」にフォーカスした展覧会では、世界遺産から譲り受けた古材などの素晴らしい素材や、脈々と受け継がれてきた伝統工芸の技、茶の湯にも通じる精神を、分かりやすく丁寧に紹介します。 

   茶杓職人さんがレクチャーするWSも

また、来場者に五感で竹の美を堪能していただきたいという思いから、会場を彩る青竹のインスタレーションや、竹茶杓ワークショップなどの体験イベントも開催予定。

 詳しくはコチラ👇からチェックしてください
https://www.takano-bamboo.jp/blog/info/3755/

箸置きは440円〜、箸は880円〜、箸箱3630円〜 ※税込

竹の美を存分に堪能したあとは、お買い物タイムも楽しめますよ。1階shopでは茶道具からキッチン雑貨など暮らしの道具類までを販売。竹のカトラリーやアクセサリーはお土産としてもおすすめです。

 若手の女性職人手作り竹のアクセサリー(ピアス・イヤリング)は3300円~。お洒落な上に、驚きの軽さ! ※税込

高野竹工の会社紹介過去記事はこちら👇

◆information
Shop & Gallery 竹生園
住所/長岡京市天神2-15-15
電話番号/ 080-2068-4367
開館時間/10〜17時 ※会期:11月1日(月)~12月5日(日)の土日祝
※11月2日(火)15日(月)29日(月)は開催
入場料/無料
アクセス/阪急京都線「長岡天神」駅より徒歩11分。 


嵐山エリア1 

屋形船からの眺めに感動! 嵐山を彩る紅葉の錦

嵐峡めぐり/阪急嵐山線「嵐山」駅

嵐山の紅葉は、周囲の山々が赤や黄に色づき、常緑樹の緑と相まって、まさに錦のような美しさです。

屋形船で大堰川を遊覧する「嵐峡めぐり」なら、その鮮やかな色彩が間近に。約30分間、船頭が竹竿一本で自在に操る屋形船で、船乗り場から約1km上流までを遊覧します。
秋は一年間で最も水の透明度が高い時期。11月下旬頃には紅葉した山の景色が水面に映し出されて、辺り一面が赤く染まって見えることもありますよ。

屋形船は当日受付が可能。基本は貸し切りですが、紅葉期は混雑するので乗り合いになることも。ゆっくり楽しみたいなら営業開始すぐ〜11時頃までに訪れるのがおすすめです。
2名から予約可能な食事付きのプランや、レンタルボートもありますよ。

◆紅葉の見頃:見頃:11月中旬〜12月上旬

◆information

嵐山通船
住所/北乗り場:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
南乗り場:京都市西京区嵐山中尾下町
電話番号/075-861-0302
料金/遊覧船:大人2人まで3700円(以降大人1200円、小人600円、幼児無料)、食事付き遊覧船:1人4800円〜(乗船料込、2名以上で要予約)、レンタルボート1隻3名まで1時間1500円
営業時間/9:00〜16:00(延長の場合あり)
定休日/紅葉期は無休
※大雨、強風、増水などにより運行中止の場合あり。
アクセス/京福電鉄嵐山線「嵐山」駅より南へ徒歩約4分
阪急電鉄嵐山線「嵐山」駅より北へ徒歩約10分、JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅より徒歩約10分。


嵐山エリア2

水盤が美しい庭に、赤い紅葉の差し色が映える

福田美術館/阪急嵐山線「嵐山」駅

渡月橋を間近に望む、大堰川のほとりに位置する福田美術館。「美術に詳しくない人が見ても感動できるような作品」をコンセプトに、日本画を中心とした有名画家の作品約1500点が揃います。
庭園は、嵐山を借景とし、大堰川と一体化するかのような、大きな水盤が印象的。水盤に沿って、京都の山里を思わせる花木が植栽され、「縁側」をイメージした回廊からは四季の変化が楽しめますよ。
秋には、紅葉の赤い差し色が入った庭のバックに美しく彩られた嵐山が重なり、この時期ならではの趣が。

館内には庭から渡月橋、嵐山までを一望できるカフェもあり、開放的な大きな窓からは、屏風絵のような眺めを堪能できます。

紅葉期間中には、嵯峨嵐山文華館との二館共催で「木島櫻谷 〜究めて魅せた『おうこくさん』」を開催。 近代の京都画壇を代表する巨匠・木島櫻谷(このしま おうこく)は、動物画の名手として知られていますが、人物画、風景画など、あらゆる画題を究めました。 洗練された技術に裏付けられた写実的な作品は、優美で穏和な雰囲気を醸し出し、繊細華麗な世界が広がります。

◆紅葉の見頃:見頃:11月中旬〜12月上旬

◆information 
 福田美術館
 住所/京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
電話番号/075-863-0606
開館時間/10〜17時(入館は閉館の30分前まで)
 ※2022年1月10日まで「木島櫻谷 究めて魅せた『おうこくさん』」開催。
 入館料/一般・大学生1300(1200)円、高校生700(600)円、小中学生400(300)円、障がい者と介添人1名まで700(600)円
※嵯峨嵐山文華館両館共通券/一般・大学生2000円、高校生1000円、小中学生550円、障がい者と介添人1名まで1000円
※( )内は20名以上の団体
※幼児無料
休館日/火曜日(祝日の場合は翌日)、展示替え期間、年末年始
アクセス/JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅より徒歩約12分、阪急嵐山線「嵐山」駅より徒歩約11分、嵐電「嵐山」駅より徒歩約4分。 


向日市エリア1

約200m続く参道の紅葉トンネルは見応えあり

向日神社/阪急京都線「西向日」駅

奈良時代の718年(養老2)の創建とされる由緒ある神社です。
600年前の室町時代に造営された本殿は、非対称の切妻屋根と正面に4本の柱がある「三間社流造(さんげんしゃながれづくり)」で、重要文化財に指定されています。

秋は、拝殿と祖霊社をつなぐ渡廊を赤く染まったもみじが彩るほか、御影石が敷き詰められた約200mにも及ぶ参道の紅葉のトンネルは一見の価値ありです。
観光客が比較的少ない穴場スポットなので、土日祝日でもゆっくりと散策できます。

◆紅葉の見頃:見頃:11月下旬〜12月上旬

◆information

向日神社
住所/向日市向日町北山65
電話番号/075-921-0217
拝観時間/境内自由
アクセス/阪急京都線「西向日」駅より徒歩約7分、または「東向日」駅より徒歩約12分。


向日市エリア2

幻の女性日本画家・六人部暉峰の初の回顧展、画業と生涯に迫る

向日市文化資料館/阪急京都線「東向日」駅

六人部暉峰「白川殿攻落」(保善院蔵)

古代の都・長岡京をはじめ、乙訓地域にまつわる資料や作品を展示している向日市文化資料館では、11月6 日(土)より「日本画家・六人部暉峰の世界」が開催されます。
六人部暉峰(むとべきほう、本名・六人部貞栄)は、向日神社の神官を代々務めてきた、六人部家に生まれた女性画家。近代の京都画壇を代表する女性日本画家・上村松園ともわずかながら交流があり、一時は彼女を凌ぐほどの画力があったともいわれています。
皇室の御用品にも度々選ばれるなど、高い評価を受けながらも、10年に満たない活動期間のためか、日本美術史上では忘れ去られていました。

六人部暉峰「うさぎ」(個人蔵)

そんな六人部暉峰の作品は、風景画、歴史人物画、動物画、花鳥画など多彩です。
中でも、保元の乱における白河北殿での戦闘の様子を描いた歴史画「白川殿攻落」は、展覧会で女性画家として最高得点を獲得した作品。
武士の甲冑や武器、逃げ惑う女性たちの衣装や表情など、精緻な描写が高い評価を受けました。
幻の日本画家、六人部暉峰の初の回顧展。機会があればぜひ訪れてみてくださいね。

◆information

向日市文化資料館
住所/向日市寺戸町南垣内40-1
電話番号/075-931-1182
開館時間/10〜18時(入館は閉館の30分前まで)
※2021年11月6日(土)〜12月5日(日)まで「日本画家・六人部暉峰の世界」開催。
入館料/無料
休館日/月曜日、12月1日(水)
アクセス/阪急京都線「東向日」駅より徒歩約8分、JR「向日町」駅より徒歩約15分。


大山崎エリア

5500坪もの広大な庭園で、紅葉とともに秋の花木を愛でる

アサヒビール大山崎山荘美術館/阪急京都線「大山崎」駅

天王山の南麓にあるアサヒビール大山崎山荘美術館。
印象派の巨匠・モネの連作「睡蓮」や、手仕事の復権や美の生活化を訴えた「民藝運動」ゆかりの名品が展示されています。
昭和から大正にかけて建てられた本館「大山崎山荘」(登録有形文化財)など、建物そのものも見どころ。

本館の階段踊り場には、ヨーロッパから取り寄せたというステンドグラスが。その優しい色使いが印象的です。

約5500坪もの広大な庭園には、季節を感じる植物が多く植えられ、秋には紅葉したカエデの燃えるような赤と、イチョウの黄のコントラストがきれい。時期が合えば、山茶花(さざんか)や石蕗(つわぶき)などが紅葉と一緒に楽しめます。

また、12月5日(日)までは「開館25周年記念 和巧絶佳(わこうぜっか)展 −令和時代の超工芸」を開催中。
日本の美意識に根ざした工芸的な作品よって、最も注目されている作家12人を紹介しています。日本の工芸の新しい兆候を示すだけでなく、手仕事の可能性を感じさせる作品展です。この機会にぜひ。


◆紅葉の見頃:見頃:11月中旬〜12月上旬

◆information

アサヒビール大山崎山荘美術館
住所/乙訓郡大山崎町銭原5-3
電話番号/075-957-3123(総合案内)
開館時間/10〜17時(入館は閉館の30分前まで)
※2021年12月5日まで「和巧絶佳展」開催。
※2021年12月6〜17日は展示替のため休館。
※2021年12月18日(土)より「開館25周年記念 みうらじゅん マイ遺品展」を開催。

入館料/大人900円、高・大学生500円、中学生以下無料
休館日/月曜日(11月22日、11月29日は開館)、12月6日〜17日、年末年始 ※その他臨時休館あり
アクセス/阪急京都線「大山崎」駅、JR京都線「山崎」駅より徒歩約10分。※各駅より高齢者優先の無料送迎バスあり。


今回は、阪急沿線で楽しめるスポットを中心にご紹介しました。紅葉と一緒に芸術も楽しめるなんて、一石二鳥ですよね♪
この秋は、自然と芸術の美に触れて、素敵な時間を過ごしてみてください。


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