2021年に長岡京にオープンしたお店を紹介する連載の10回目は、12月4日に開店した「パン処 大和(やまと)」です。
関東出身で、「京都でパン屋さんを開く」という夢を叶えた店主・塚越さんが、愛情込めてパンを焼き上げます。
開店早々「おいしかったから、知り合いにも食べてほしいの!」とリピートするお客さんもいるそう。みなさんもぜひ足を運んでみてください!
※当記事の表示価格はすべて税別金額
こだわり食材を使った店主おすすめパンがこちら♪
店があるのは新西国街道沿い、犬川のほとりです。喫茶店「すずかげ」があった場所といえば、ピンとくる人も多いかもしれませんね。 こちらで毎日パンを焼いているのが、店主の塚越健人さんです。まずはおすすめのパンを紹介してもらいました♪
<写真左>ソーセージフランス古都(ハーフ)300円、<写真右>ソーセージフランス古都600円
「安心・安全な材料を使ってパンを作りたい」という塚越さんの思いが込められたパン。ソーセージは、大山崎で無添加の手づくりハム・ソーセージを作っている「ハム工房古都」に特注したもの。もっちり噛み応えのあるパンと、旨みのあるソーセージの贅沢なハーモニーを楽しめます♪
パンシュー古都(厚切りベーコン入り)430円
「ハム工房古都」の厚切りベーコンがたっぷり。ベーコンと、パン生地に染み込んだ自家製ガーリックバターの風味がマッチして、とても食べ応えがあります。
ミルキーフランス220円
甘い系のパンが好きな人は、ぜひこちらを。コクがあってまろやかなカルピスバターをたっぷり使った、濃厚な自家製クリームがたまりません💛
角食「京食パン」一斤260円
生地にラードを加えてコクを出している食パンは、ほんのり甘みも感じられて、トーストにしてもスライスしてサンドイッチにしてもおいしくいただけます。食パンは、角食「京食パン」、山食「京ノ山」、くるみ食パン、レーズン食パンの全4種。確実に手に入れるなら予約がおすすめです。
スライスしたフランスパンで作るラスクも人気商品です。シュガーラスク250円
このほか、50~60種ものパンがラインナップ。お客さんの言葉や、インスタに寄せられたメッセージをヒントに、新しいパンのアイディアもどんどん湧いてきているそう。足を運ぶたびに、新しいパンが見つかるかもしれませんね。
「京都でパン屋を開きたい」その夢を長岡京で実現!
塚越さんは、茨城県出身。和菓子職人のおじいさんを間近に見て育ったこともあり、子どもの頃から「ものづくりを仕事にしたい」という思いがあったそう。高校生の時から地元のパン屋でアルバイトをし、そのまま就職したという根っからのパン好きなのです。
地元茨城などで8年ほどパン店に勤め「いつかは大好きな京都でパン屋を開きたい」という夢を叶えるため京都へ。その第一歩として、大原野の「ハヤシベーカリー」に3年半勤務した後に独立しました。
12月4日のオープン初日には、177組ものお客さんが来店。その後も忙しい毎日が続いていますが、塚越さんは「『パンが美味しかったので、また来ました』という声が何よりの励みになります」と笑顔を見せてくれました。
ママ友ランチや習い事の教室に!店の2Fはフリースペース
店の2Fにある和室は貸出(有料)をしています。10畳ほどの部屋にテーブルや座布団があるので、赤ちゃん連れのママ友会や、習い事の場所などに利用でき、パン処大和のパンなどが付いたランチ(810円)を付けられる貸出プランもあります。プロジェクターやスクリーン、スピーカーなど、備品の貸出(有料)もあるそう。利用したい人はまずは店頭で問い合わせをしてみてくださいね。
<写真左>店のそばを流れる犬川沿いのモミジ。<写真右>店の入口に植えられている「モミジ」の苗木は、地域の方から譲ってもらったという長岡京市の誕生記念樹
パン処 大和
★問い合わせ先 075-925-8379
★アクセス 長岡京市緑が丘1-1
JR長岡京駅から徒歩約9分
★営業時間 8時~16時
★定休日 木曜
★駐車場 なし
★Instagram
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