前回に引き続き「体験したことを自宅に持ち帰れるとっておきスポット」をテーマに、
今回は長岡京市のお寺にお邪魔しました。
【この記事は、センス長岡京「市民ライター養成講座」受講生が制作しました】
・お線香と木々の香りに包まれながらのヨガ体験
・マスク着用の今だから、眼力アップが必須課題
・目のツボは、全身の各部位と連動していた⁉
・ヨガの要は「呼吸」・「意識」・「動作」
・身体のためにやっていたことが、実は心のためになっていた⁉
お線香と木々の香りに包まれながらのヨガ体験
SNS映えする花手水で全国のさきがけとなり、今や、地元長岡京市のみならず、全世界から注目を集めている柳谷観音(楊谷寺)。楊谷寺では、定期的に「数珠ブレスレットつくり」や「押し花朱印つくり」など、さまざまな体験型イベントを開催しています。花々をあしらった華やかな御朱印は、見ているだけで運気が上がりそうですね。
その中から今回は、「眼力ヨガ」を体験しました。そう、楊谷寺は「目の観音様」としても名高いお寺なのです。
「眼力ヨガ」は、疲れ目・近視・乱視・ドライアイなど目の異常を改善するための、「眼」の運動やツボ押しに特化したヨガです。
「眼力ヨガ」を指導してくださった楠下先生は、長岡天神駅近くでヨガスタジオPrana(プラーナ)を主宰しています。ヨガの指導者として17年のキャリアを持ち、通常のヨガのほかに、指ヨガ、眼力ヨガ、耳ヨガ、瞑想などを取り入れたヨガをしています。
マスク着用の今だから、眼力アップが必須課題
テレワークやステイホームによりスマホやパソコンを使う時間が増えて、私たちは以前にも増して目を酷使しています。目の疲れは肩こりや頭痛を起こし、疲労感につながります。それに、マスクで顔の表情が見えづらい分、目ヂカラで印象よくしたいですよね。
楠下先生が最初に紹介してくださったのは「照気法」。両手をこすり合わせて温め、手のひらの中心を目に当てます。
息を吸うときは、太陽や宇宙から光が入り込むようなイメージで、息を吐くときは不要なもの(疲れや毒素、いらない感情)を手放すイメージで呼吸を行います。
数分間の呼吸で、目の周りの筋肉が柔らかくなり、視界が明るくなりました。楠下先生が「毎日でなくとも眼ヨガを続けることで、以前は0.7だった視力が1.5まで回復しました!」とおっしゃると、参加者から感嘆の声が上がりました。
目のツボは、全身の各部位と連動していた⁉
次に、目の周りのツボ押し。関連する体の部位を解説していただきました。
① 首
② 腕
③ 脳
④ 脚
⑤ 内臓
⑥ 眼圧
⑦ 目のカスミ
⑧ 疲れ目
⑨ 腎臓
⑩ 脳
⑪ 眼の疲れ
⑫ 鼻づまり
(出典:龍村治監修、『速攻1分!ビックリするほど目が良くなる本』、日本文芸社)
最初に関連部位を動かしたり触ったりして左右どちらか、動かしづらい方を確認します。「痛いところや固いところはないですか? 自分の身体に聴いていきましょう」という楠下先生の声掛けで、首、腕、脚、内臓など身体の各部位をスキャンし、左右の差をみていきます。一般的には、右眼のツボは右半身に、左眼のツボは左半身と関連しますが、大切なのは、痛みや違和感がある方を押すことで気の流れが整い、アンバランスが正されることです。
首の動きをチェック! 首の可動域の左右差を見ているところです。
やみくもにツボを押すのではなく、動かしづらい方や固い方のツボを刺激していきます。身体のバランスって大事なんだなぁ~
片方ずつ、脚を上げてみます。上がりにくい方の目尻のツボを刺激します。
こめかみのツボ押しは、目の疲れを緩和します。
耳の下の少しくぼんだ箇所を、目の方向に向かって押します。目のかすみに効くところです。
親指で押したり、人指し指を目の周りの骨に引っ掛けたりしてツボを刺激します。目の周辺のツボを押していくことで、目の異常が緩和されるだけでなく、身体全体の調子も整えられるのですねー。
ヨガの要は「呼吸」・「意識」・「動作」
目の周りのツボを刺激した後は、身体のストレッチに目の動きを加えたヨガを行います。
横たわったまま身体を左右に倒し、身体の声を聴いていきます。視線は右手の指先を追います。
ポーズの後は小休止。くつろぎのポーズでヨガマットに身体を投げ出したとき、ゴーンという鐘の音が・・・。
立ちポーズも身体の声を聴きながら、「競わず、無理をせず」にです。
レッスンの最後は瞑想で終わります。両手両足を投げ出して、全身を重力にゆだねて横たわります。瞑想のときも、息を吸うときはきれいな空気が肺の隅々に行き渡るように、そして息を吐くときは不要なものを手放すイメージで呼吸します。鐘の音がまた聞こえてきました。お寺での瞑想ならではです。心が落ち着いて気持ちよくて、私は“無の境地”に一瞬たどりついた気がしました!
身体のためにやっていたことが、実は心のためになっていた⁉
レッスン終了後、参加者の方が「お寺という空間で、みんなと一緒に、自分の内側に意識を向ける時間を持つ・・・いいですね」とコメントしていました。私も、普段の生活がいかにあわただしく、自分に意識を向ける時間を取れていなかったか実感しました。心身のメンテナンスには、生活の中にヨガを取り入れることが大切なのだと気づきました。「眼力ヨガ」、お土産として持ち帰って普段使いにします!
楠下先生がヨガに関心を持ったのは、当時通っていたスポーツクラブで、ヨガ教室から出てきた人たちがみな、レッスン前より晴れやかな表情に変わっていたことがきっかけだったそう。
ヨガスタジオPrana(プラーナ)では、あなたの身体の状態やニーズを聞いてメニューを組み立ててくれます。月に何回か、「保育付きヨガ」の時間があるのも、子育て世代にとってはうれしいですね。
楊谷寺では、写仏・写経のほか「数珠ブレスレットつくり」や「押し花朱印つくり」などが体験できます。
5月2日開催の眼力ヨガ
毎月17日開催の押し花朱印つくり
いずれも申し込みはこちらから
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Yoga studio Prana
店舗情報
★問い合わせ先
TEL
080-3869-4358
★アクセス
京都府長岡京市天神1丁目7-21 フォーレストビル2F
阪急長岡天神駅から徒歩2分
★ヨガレッスン
10時~、19時~(詳細はHPでご確認ください)
次回の楊谷寺でのレッスンは、5月2日です。
★定休日
日曜
★駐車場
駐輪スペース、近隣コインパーキングあり
★HP
https://yogastudio-prana.jp/
体験ご希望の方はHPからお申込みください
柳谷観音 楊谷寺
★問い合わせ先
TEL
075-956-0017
★アクセス
京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
JR長岡京駅からタクシーで15分
★開門時間
9時~16時
★駐車場
第1~4駐車場あり
★HP
https://yanagidani.jp
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Wrriten by mino
今回は、穏やかな心とすっきりした体をお土産にできる、「眼力ヨガ」体験をご紹介しました。これからの生活に取り入れられる「知識」も、お土産のひとつになりますね♪
「後編」も、お楽しみに!
前編はこちらをご覧ください♪
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