長岡京イチBIGな秋フェス!ガラシャ祭2017~主役はリアル新婚さん?!~

さあ、今年で26回目を迎える長岡京市恒例のビッグフェス「長岡京ガラシャ祭2017」の時期がやってきます。

今年は、入籍間近のカップルが細川忠興&玉の主役を務めるのでとってもリアル💛なお輿入れになりそう!!ぜひ輿入れ行列&婚礼の儀へ足を運んで幸せを分けてもらいたいもの。

またお祭りに先駆けてガラシャウィークのイベント(11/3~12)がスタート。長岡京市は10日間ほどお祭りムード、ムンムンです!さあ、みんなで盛り上がっちゃいましょう♪


長岡京市初!の超ハデ婚は細川忠興&玉カップルだった!?

気になる戦国カップルの“結婚観”

ガラシャ祭の一番の見所といえば、明智光秀の娘・玉(ガラシャ)が細川氏の居城・勝龍寺城への輿入れを再現した絢爛豪華な「輿入れ行列」。今回”SENSE” NAGAOKAKYO編集部が気になったのは、忠興&玉(ガラシャ)が生きた戦国時代の武将やお姫様の“恋愛&結婚観”について。記者会見風イラストでご紹介しまーす。(行列は当日12時30分に長岡第六小学校を出発して勝竜寺城公園まで市内を巡行)

イラスト:かたおか朋子

勝手に記者会見!忠興とお玉カップルにアレコレ質問

Qはじめての出会いはいつ?

Aわたしたち二人が5歳の頃です。

【戦国memo】

玉の父・明智光秀が仕えていた越前国の戦国大名・朝倉義景のもとに忠興の父・細川藤孝が身を寄せたときが初対面。以来、家族ぐるみの付き合いをしていたとか。

Q二人の結婚の馴れ初めは?

Aあの有名な織田信長さまのススメです。

媒酌人もしていただきました。キューピット💛ですかね。(笑)

【戦国memo】

戦国武将たちの結婚パターンは、政略結婚、家臣や身内同士が主流。恋愛結婚は希で側室については好みの女性を選ぶこともできたそう。夫の戦死で実家に戻る場合も多く、2度3度の再婚は普通だったみたい…。


Q結婚式&新居はどこ?

A新婚時代、愛の巣は勝龍寺城です。今は公園になっているそうですね。

【戦国memo】

一般的な戦国武将の妻の役割は実に多く、お飾りなんかではないようです。デキル女しか正室は無理!家内の仕切り、後継ぎの出産&育児、教養&武芸をたしなみ、さらに嫁ぎ先と実家との関係を良好に保つための外交、時には実家に不利になる情報があればスパイ的な役割もしていたそう。

■Information□

婚礼の儀 15時~15時30分 勝竜寺城公園内

※雨の場合は13時~長岡中学校体育館にて


長岡京ゆかりの歴史上の人物たちによる豪華な行列!

歴史ファッションにも注目しよう

巡行行列は①「お輿入れ行列」と②長岡京ゆかりの歴史上の人物の「歴史文化行列」、③地元長岡京の団体による「町衆祝い行列」のパレードで構成。

写真は「歴史文化行列」。行列の衣装ってどれも同じに見えちゃってる方いませんか??今回は、メインとなる戦国時代のファッションのアレコレを解説。ちょっぴりかしこくなった気分でお祭り見物してみよう~!!


「お輿入れ行列」は戦国時代ファッションが見どころ。上の戦国メンバーがずらりと並ぶ集合写真から見てみましょう。忠興(右から4人目)や光秀(左から4人目)など役どころが付いた上級武士は大きく家紋が染め抜かれた「大紋直垂(だいもんひたたれ)」姿。平安時代に牛若丸が着ていた装束の進化系らしく、戦国時代のビジネススーツ。家紋やデザイン、カラーの違いも楽しみつつ、好みのスタイルを探してみよう。

イラスト:かたおか朋子

一方、玉(ガラシャ)たち戦国時代のお姫様ファッションはこちら。イラスト左「小袖&打掛」、髪型は垂髪姿。袖口がグット小さい小袖を3枚ほど重ね着し、細い紐のような帯をしめ、その上に打掛を羽織ります。イラストの真ん中は、夏用。暑くても打掛を脱がずにガマン!右はお出かけ用。被衣(かづき)といい、お姫様は顔を隠して外出したそう。玉(ガラシャ)もこんな風に一般人に混じって長岡京の町中にいたのかな。

江戸時代になると、男性も女性もみなさんよくご存知の時代劇スタイルに。

ヘアスタイルは髪を結い上げ、着物には長い袖が付き帯も太くなります。上の写真の桂昌院(けいしょういん)など武家の女性ファッションでチェックして。

そしてなんと!11/6(月)「自髪結体験会&見学会」では神足ふれあい町家にて、古典結髪「結の会」のプロ美容師による髪結い、化粧、着付けを間近で見学(無料)できます。またとない貴重なチャンス!!来年はぜひともモデルとして参加してみませんか?

https://www.yuinokai.club/(古典結髪「結の会」)



巡行見物と一緒に楽しみたい!「楽市楽座」11/12(日)

行列巡行と忘れてはいけないのがこちら!合間に立ち寄ろう♪

忠興&玉(ガラシャ)の愛のキューピット織田信長が戦国時代に出した「楽市楽座令」。いろーんな人たちが集まって自由に市を開きます。ステージショーやご当地キャラクター登場、京都府内の特産物やご当地グルメなど4つのエリアで開催。時間は10~16時。会場循環バスや会場についてはコチラ。

http://nagaokakyo-garasha.jp/img/2017event.pdf


10日間はお祭り気分でいさせて!
ガラシャウィーク&ガラシャ祭のおすすめイベント

11/3~12までの10日間、市内のさまざまな会場でユニークなイベントが目白押し。編集部オススメをpick up!!

【Marche】

11/9(木)10~15時 

花子百貨店

inバンビオ広場公園

長岡京の有名フラワーショップ“Flower Garden Hanako”が主催する大人気イベント。今回のテーマは「毒ポワゾン!」かみ砕いていうと「逆にそれもありかも」。ガーデニングを中心に、アンティークや古道具、雑貨、スイーツなど52店舗が出店します。ここでしか買えないスパイスの効いた素敵なアイテムをゲットして、さらにおしゃれのセンスを磨きましょう!

11/3(金・祝)10~16時 

ガラシャウィークの・マルシェ

inバンビオ広場公園


今年初となる「ガラシャウィークの・マルシェ」。24人の作家さんによる手作りの木工品や編み物雑貨、ハーバリウムなどのブースのほか、飲食ブースも充実のメニューでスタンバイ。お初だけに注目のイベントです。

【Music】

11/5(日)14時開演(13時30分開場) 

文化協会ガラシャウィークコンサート 

inバンビオ1番館3Fメインホール 

「ハンガリーの風景とスラヴ音楽の情熱」をテーマに、地元「長岡京市民管弦楽団」による恒例のコンサート。ハンガリーやスラヴ民族ならではのメロディとリズムを体感しよう。

ブラームス「ハンガリー舞曲」ドヴォルザーク「スラヴ舞曲」などを予定。入場無料。

11/3(金・祝)10時15分~10時40分

ふれ太鼓 

inバンビオ広場公園 

結成34年目、地元長岡京が誇る和太鼓集団「北開田響太鼓」によるド大迫力の演奏。「人の心に響き、人と人をつなぎ、人の輪が広がっていく」をスローガンに市内のさまざまなイベントで活躍中。当日は、市役所やバンビオ広場など6カ所で演奏予定。

【History】

10/16(月)~11/12(日)9~18時 

ガラシャ屏風展示 

in神足ふれあい町家


明智光秀の娘、玉(ガラシャ)が16歳で細川家・勝竜寺城に輿入れする道中を描いた優美な屏風。写真右下は輿入れの際に玉が持参した手土産を復元展示。その手土産とは、細川家の九曜紋と明智家の桔梗紋の入った手ぬぐい!父・光秀の思いを偲ぶとウルウルしちゃいます...。

11/12(日)9~16時 

勝龍寺・寺宝特別展

in勝龍寺

大同元年(806)弘法大師・空海が創建。国の重要文化に指定されたご本尊・木像十一面観音立像(鎌倉時代)を特別にご開帳。なんと拝観無料!記念に御朱印(有料)もいただこう。


長岡京ガラシャ祭2017に関する問い合わせ

長岡京ガラシャ祭実行委員会事務局

075-959-1299(平日9~17時)

長岡京ガラシャ祭の詳細はコチラから

http://nagaokakyo-garasha.jp/


※これ一冊あればお祭りが楽しめる!

ガラシャ祭の地図付きパンフレット配布場所は

・市内公共施設

・JR長岡京駅

・阪急長岡天神駅

・観光案内所  そのほか

SENSE NAGAOKAKYO ~長岡京市のサブサイト~

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