ボタンやツツジ、桜に椿……。長岡京には市外にも知られる花の名所がたくさん♪しかしご存知でしたか?実はそのスポット、秋の景色もなかなかステキなんですよ。花のシーズンは人でいっぱいの境内も、時期を外せば意外と静か。身近な穴場の秋景スポットで、ゆっくりと紅葉を楽しんでみませんか?散策途中の休憩にぴったりなお店も併せてご紹介します。
左:長岡天満宮、右:長法寺
長岡天満宮
学問の神様・菅原道真公をご祭神とする「天神さん」。4月末頃、八条ヶ池のほとりを真っ赤に染めるキリシマツツジは超有名ですが、「秋の赤」も見逃せません!正面大鳥居をくぐって社殿に向かう途中にある庭園は、その名も「紅葉庭園『錦景苑』」。平成19年に完成した新しいお庭で、滝を覆うような大小の紅葉が、まさに錦の景色を生み出します。苑内の散策はもちろん、絵馬殿から見渡すのもオススメ。11月18日〜12月3日にはライトアップも実施されるので、闇夜に浮かぶ艶やかな姿も楽しみましょう。
■information■
075-951-1025
長岡京市天神2-15-13
9:00~17:00(10~3月)
ライトアップは11月18日~12月3日の16:30~20:00
阪急「長岡天神」駅下車徒歩約10分
FRUITS CAFE 花の木
長岡天満宮の境内にある、休憩にぴったりなおしゃれカフェ。農家さんから直接仕入れるフルーツをたっぷり使ったスイーツが評判です。一番人気は、約8種類のフルーツがごろごろ入ったフルーツサンド900円。今の時期なら、長野県産のブドウ「ナガノパープル」や「シャインマスカット」、モモにキウイなどを使用。厳選されたしっとりふわふわのパンと北海道産生クリームとの相性も抜群です。
■information■
長岡京市天神2-15-13長岡天満宮境内
075-953-0922
11:00〜18:00(17:30LO)
月曜・木曜休
乙訓寺
推古天皇の時代、勅願を受けた聖徳太子によって創建されたと伝わる、乙訓屈指の古刹です。乙訓寺といえば、4月下旬から5月上旬にかけて、境内全体を華やかに彩る牡丹! ですが、数は少ないながらも美しい紅葉が楽しめるんですよ。カエデが植えられているのは、門をくぐった先の参道わき。外から眺めれば、赤い門の先に続く紅葉のアーチがまるで絵のよう。他にもちらほらとカエデの姿を見ることができるので、落ち着いた雰囲気の中、しっとりした風情を満喫したい人にオススメです。
■information■
075-951-5759
長岡京市今里3-14-7
8:00~17:00
入山料500円
阪急「長岡天神」駅下車徒歩約20分
LIV KURASHI STUDIO(リヴ クラシ スタジオ)
乙訓寺の山門から徒歩5分。今里大通りを西へ、文化センター通りとの交差点に「リヴクラシスタジオ」はあります。おすすめの本日のケーキ700円(ドリンク付き)は季節の食材やその日の気分で作るシフォンケーキ。取材の日は、カボチャ。しっとりフワフワでカボチャの自然な甘味が口の中で広がります。手作りクッキーやアイス、フルーツなどのトッピングも嬉しい。
■information■
LIV KURASHI STUDIO(リヴ クラシ スタジオ)
0120-811-731
長岡京市今里西ノ口13-1 ラ・グラシューズ1F
9:00~16:00
木曜・土曜・日曜、祝日休
阪急バス「薬師堂」下車徒歩約1分
長法寺
春にはヤマブキ、冬にはカンツバキが境内を彩る長法寺。延喜10(910)年に開かれたと伝わる歴史ある寺院で、山の中腹に佇む洛西観音霊場の第九番札所です。秋にはお寺に続く石段の入り口で、まず真っ赤な紅葉がお出迎え。境内にはところどころにモミジが植えられ、西北隅に今も湧く名水「溺泉(おぼろのいずみ)」の周囲では、緑の竹を背景に色づく紅葉を楽しむことができます。観光寺院ではないので、境内はとっても静か。秋を感じながら参拝に訪れると、心が洗われるかのようです。
■information■
長法寺
075-951-9075
長岡京市長法寺谷田16
9:00~17:00
阪急「長岡天神」駅下車徒歩約30分/阪急バス「長法寺」下車徒歩約5分
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