長岡京市は、2022年10月に市制50周年を迎えます。「50年の歩み」を振り返りながら、長岡京市の「今」をご紹介。市民の未来につながる取り組みや思いを感じていただければうれしいです!
当記事は、広報紙「長岡京ライフ8月号」に掲載されている市制50周年記念特別企画 「未来につながる今をつたえる」との連動企画です。
かしこ暮らしっくサポーター が企画・取材・執筆しています。「長岡京ライフ8月号」はこちらからチェック↓
長岡京ライフ8月号 http://www.city.nagaokakyo.lg.jp/0000012303.html
長岡京市に「地域お助けサポーター」がいるのをご存知ですか?高齢化が進み、地域のつながりも薄くなってきている今、少しでも生活に困った時、お互いに助け合うことができると良いですよね。
当記事では現役サポーターのインタビューとサポーターになれる方法を紹介します。
【「地域お助けサポーター」って?】
生活に手助けが必要な高齢者を、地域の住民が「地域お助けサポーター」として見守り、支え合う、長岡京市独自の仕組みです。地域のつながりづくりの一環として6年前から始まりました。
【現在活動している地域お助けサポーターの3名の方にインタビュー】
1. 熊内茂さん(地域お助けサポーター歴6年)
・施設と在宅での活動を担当
私はシルバー人材センターの仕事をしているときに、講習を受けたのがきっかけで登録しました。お手伝いの内容は、きりしま苑で都合のよい時間に緑化整備をしているのと、高齢者宅のゴミ出しを週2回しています。
サポーターになって良かったことは、健康維持です。逆に大変なことは特にありません。今後も自分の負担にならない程度に、自分ができるところまで長く続けていきたいです。
2.藤原保子さん(地域お助けサポーター歴5年半)
・地域での活動を担当
私の趣味は折り紙です。以前から折り紙を通じてなにか人の役に立てたらいいなと思っていたところ、たまたま広報紙で地域お助けサポーター募集を見たことがきっかけで応募しました。現在は、住んでいるマンションの仲間とサロン運営をしています。また、折り紙を使ったボランティア活動もしています。
サポーターになって良かったことは、地域のさまざまな人と繋がりができること、そして折り紙の作品が完成した時、一緒に感動できることです。「作品を家に飾っていますよ」なんて言われるととても嬉しいですね。
でも、折り紙の講義をするとなると材料の調達などはちょっぴり大変なこともありますね。(笑)
趣味をお持ちの方がおられたら、趣味の延長上で自分も楽しみながら自分のできる範囲で活動するのがおすすめです。
3.安田愼三さん(地域お助けサポーター歴4年)
・在宅での活動を担当
私は定年退職をして、なにかすることがないかと探していたら、たまたま地域お助けサポーターのチラシを見て、内容に「ゴミ出し」と書いてあり、これならできると思い、登録しました。お手伝いの頻度は週 2 回です。
サポーターになって良かったことは、健康維持です。逆に大変なことは活動の曜日を間違えられないことです。生活支援コーディネーターさんが希望に沿って活動を仲介してくれるので、ボランティアはハードルが高いと感じる人も安心して取り組めますよ。今後もずっと続けていきたいです。
【地域お助けサポーターになるには?】
「地域お助けサポーター養成講座」を修了するとサポーターになることができます。講義と現場見学などがあり、介護保険や市の高齢者の現状、認知症に関することなどについて学びます。サポーター登録後は、さまざまなボランティア活動の紹介が入り、内容と合致すれば活動が始まります。日常生活の中で気軽にできることや、特技を活かした活動もあります。
興味のある方はぜひこの機会にご受講申し込みされてみてはいかがでしょうか。次回の講座は冬頃の予定です。詳しくは下記へ問い合わせください。
取材を受けた地域お助けサポーターも皆さん高齢者です。私の周りにも仲の良い高齢者の方が沢山いますが、皆さん本当に元気です。元気の秘訣は外に出て体を動かすことだと皆さん言ってました。インタビューをしていて、私も負けてはいけないと改めて実感しました。これからは仲良くするだけでなく、困った時に少しでもお役に立ち、高齢者の方にはずっと元気でいてもらいたいです。取材が終わってから早速次回の養成講座への予約をしました。
★information
▶長岡京市総合生活支援センター
★問い合わせ先
TEL 075-963-5137
FAX 075-963-5509
mail kizuna@nagaokakyo-shakyo.jp
★アクセス 長岡京市神足 2-3-1 バンビオ 1 番館 2 階
★営業時間 8 時 30 分~17 時
★定休日
日曜日、祝日、年末年始
★HP http://www.nagaokakyo-shakyo.jp/welfare/2019-11-11-06-51-15
0コメント