宇治茶の風味をたっぷり味わえる、お茶スイーツを巡るこの企画、2軒目は手土産にぴったりのケーキ屋さんです。ここでは、お茶はもちろん、長岡京の“あの”特産品を使ったスイーツがあるそうです。
長岡京名物タケノコをスイーツに? 地元に愛される「ケーキの店 のぐち」
長岡京名産のタケノコを使ったスイーツがある!? とのことで訪ねたのは、阪急西山天王山駅近くにある「ケーキの店 のぐち」さん。テレビなどで紹介されたタケノコスイーツを看板に、お茶を使ったスイーツも人気との噂を聞いてやってきました。
店に入ると、一番に目に飛び込んできたのはずらりと並んだ竹、竹、竹…! 背比べしているかのように並んだこちらは、竹の形をしたフィナンシェ「バンブー」。なんと、シロップ煮のタケノコがアクセントに入っているそうです。長岡京のタケノコはアクがなく、柔らかいので、スイーツにも食感のアクセントとして取り入れやすいのだとか。きなこ、甘酒など和の味わいを加えた7種類をラインナップ。もちろん「ほうじ茶」味もありました。
スティックケーキ「バンブー」220円
タケノコかぞく各180円
また、京都の宇治茶の主産地・和束町のほうじ茶をたっぷりと使った「ほうじ茶ぷりん」も、のぐちの人気商品。なめらかでとろけるような食感のプリンに、ほうじ茶の風味がストレートに引き立つ香り高いスイーツです。
ほうじ茶ぷりん280円
地域に密着したケーキ屋さんとして、長岡京に住む人々にとって「地元のお土産」になるようなスイーツを作ろうと、さまざまな取り組みを行ってきた店主の野口和彦さん。お店のあちこちでニョキニョキと顔を出すかわいいタケノコたちが、訪れる人をにっこり笑顔にしています。
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