大阪や京都へのアクセスも良く便利なまちなのに、ちょっと山手に行けばきれいな水と自然があり、夏にはホタルが飛び交う。長岡京市でホタルが見られるのは、偶然ではありません——40年にわたって守り続けてきた市民たちの活動があってこそです。
毎年6月中旬には恒例イベント「ホタル観賞の夕べ」を開催。京都・長岡京市周辺でおすすめの蛍観賞2大スポットをご紹介します。
ホタル観賞のお約束
・西代里山公園周辺は駐車場がないので自転車やバスでお越しください。
・ホタルは懐中電灯などの光が苦手です。逃げちゃうので自分の足元のみ照らして安全に歩きましょう。
・幻想的なムードを大事にして静かに観賞してください。ご近所の民家にご迷惑にならないようにしましょうね。
・キレイな場所にしかホタルは住めないそうです。ごみは各自で持ち帰りましょう!
ホタル観賞スポット①
長岡京市・西代里山公園周辺(小泉川)
時期:6月中旬前後
長岡京市でホタルといえばココ!!と真っ先に名前が挙がるのが小泉川。西代里山(にしんだいさとやま)公園周辺はゲンジボタルが生息する環境が保たれていることから「京都の自然二百選」にも選ばれているんですよ。 暗闇の中でほんわりと光を放ち飛び交う幻想的な風景は、感動とともに、わたしたちの暮らしに癒しを与えてくれます。
小泉川沿いの遊歩道(地図上のピンクの部分)を歩けばホタル観賞ができますよ。特に多いのが「金ヶ原橋」付近です。京都縦貫自動車道の下を小泉川がくぐっている高架下あたり。さらに上流の西代里山公園内の池周辺でも見ることができますよ。
6月12日(金)・13日(土)夜イベント「ホタル観賞の夕べ」を開催
今年の「ホタル観賞の夕べ」は6月12日(金)・13日(土)の2日間、19時〜20時30分。
足元を柔らかな竹とうろうの光がほんのりと照らす会場でホタル観賞ができます。
西代里山公園イベント広場ではたこやきとクレープのキッチンカーも出店!おいしいものを楽しみながら、長岡京の夏の夜をお楽しみください。
長岡京名物!蛍まんじゅう「ホタルの里」の販売も
金ヶ原橋、西代里山公園イベント広場(水車付近)の2カ所で夏の風物詩・蛍まんじゅう「ホタルの里」を特別価格(3個入りで900円)で販売します。売り切れゴメンの名物なので、お早めに!!なお販売は19時〜を予定。ホタルをモチーフにした涼やかな和スイーツをお土産にぜひ♪
市民が40年守ってきた、知られざるホタルの話
「長岡京市にはホタルが飛ぶ」——でも実は、それは当たり前のことではありませんでした。約40年前、川の汚染や宅地化が進んだことでゲンジボタルの数が減ってしまったのです。
「あの美しい景色を、もう一度」。その思いから立ち上がった地元市民たちが、昭和59(1984)年に結成したのが「長岡京市ゲンジボタルを育てる会」です。ホタルの餌となるカワニナの養殖、川の清掃、幼虫の放流、夜間パトロールといった地道な活動を、会員たちは1年を通じて続けています。
現在、多い日には小泉川全体で300匹ほどが飛ぶようになった長岡京市のホタル。この光景の裏側には、40年分の市民の努力があります。西代里山公園の管理棟「西山ホタルの家」では、その歩みを常設展示で紹介中。ホタルを観るついでに、ぜひ立ち寄ってみてください。
▶一時激減した長岡京市のホタル復活劇についてのインタビュー記事はこちら👇
ホタル観賞スポット②
大山崎町・小倉神社周辺(久保川)
見頃:6月中旬前後
小泉川の支流、久保川沿いにもホタルが生息しているんです♪ 久保川の上流に位置する小倉神社は1300年以上の由緒を誇り、乙訓(おとくに)エリアでは最も古い神社とされています。 長岡京市と大山崎町を流れる小泉川流域に氏子をもち、氏子の7割が長岡京市民というだけあって、長岡京市民にとっては馴染み深い場所なんですよ〜。
ホタルが出るのは円明寺団地から小倉神社までの久保川沿いや、小倉神社境内の天王山登山口付近。短時間の場合は、小倉神社の第二駐車場(一ノ鳥居と二ノ鳥居の間に出入り口あり)に駐車可能です。境内や参道は非常に暗くなっているので、気をつけましょう。
Information
小倉神社/075-956-2044/大山崎町字円明寺小字鳥居前83/境内自由(社務所は9時〜16時)/阪急「西山天王山」駅下車徒歩約20分、阪急バス「第二大山崎小学校前」下車徒歩約10分/Pあり
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