【2025】人混みはもうイヤ!京都・長岡京の紅葉名所と秋の6大イベントを解説!

国内外から多くの人が訪れ、混雑が予想される秋の京都。風情ある古刹からライトアップが美しい名所まで、ゆっくりと紅葉を満喫できるとっておきのスポットをご紹介します。
さらに、長岡京の秋を丸ごと楽しめる6つの特別なイベントもご紹介!グルメ、ライトアップ、謎解き、文化財の特別公開など、魅力的な企画が目白押しです!
ぜひ、ゆったりとした時が流れる長岡京で、特別な秋のひと時をお過ごしください♪


昼と夜で姿を変える!紅葉のために造られた庭園「錦景苑」

長岡天満宮/見頃11月中旬〜12月上旬

学問の神様・菅原道真公を祀る「長岡天満宮」。2月下旬頃は梅、3月下旬頃は桜、4月中旬から下旬頃はキリシマツツジが咲き誇り、約2万坪にも及ぶ境内は四季折々の草花で賑わいます。木々が色づく秋もぜひ訪れたい季節です。

特に紅葉の美しさを味わうために造られた庭園「錦景苑(きんけいえん)」は、見どころのひとつ。四阿(あずまや)に腰掛けて仰ぎ見るも良し、絵馬殿(白梅殿)から眼下に眺めるも良し。モミジだけでなく銀杏や楓も色づき、奥行きのある景色が楽しめます。

11月15日(土)~12月7日(日)の期間中は、「錦景苑」のライトアップが行われます。神秘的な光景についつい時間を忘れてしまうほど。広大な境内には外周約1㎞もの「八条ヶ池」もあり、時間をかけてゆっくりと回るのがおすすめです。
虫の声に耳を傾けながら秋の夜長を満喫できるなんて、とても風流ですね♪拝観無料もうれしいところ。ぜひ、何度も足を運んで季節の移ろいを肌で感じてみてください。

Information 長岡天満宮/075-951-1025/長岡京市天神2-15-13/9時~17時(社務所受付時間)/錦景苑ライトアップ11月15日(土)~12月7日(日) 16時30分〜20時/拝観無料/阪急「長岡天神」駅から西へ徒歩約10分、JR「長岡京」駅から西へ徒歩約20分/Pあり(有料)/HP/Instagram @nagaokatenmangu


紅のトンネルが別世界へといざなう「もみじ参道」

光明寺/見頃11月中旬〜12月上旬

西山のふもとに位置する西山浄土宗の総本山「光明寺」。鎌倉時代前期の1198年に創建され、浄土宗の開祖・法然上人が最初に念仏を説いた地として知られています。

数百本もの紅葉が鮮やかに色づく広大な境内には、見どころがたくさん。なかでも注目したいのが、総門から左手に続く「もみじ参道」です。真っ赤な紅葉がどこまでも続く様子は、まさに圧巻!総門と紅葉のコントラストが参拝者の心をつかむ撮影スポットになっています。正面から本堂へ続く「女人坂」の紅葉もまた違った趣が楽しめますよ。

石段を登り、お寺の中心にある御影堂へ。歴史的建造物と紅葉のコラボレーションに思わずうっとり。心ゆくまで秋を堪能できます。

11月15日(土)~12月7日(日)までの期間中は、「観音堂」、「信楽庭(しんぎょうてい)」、「もみじの間(大書院内)」といった通常非公開のエリアを特別公開。寺宝展も開催されるので、おすすめです。

さらに、紅葉期間限定の御朱印もお忘れなく。ぜひ参拝記念にゲットしてくださいね♪

Information 光明寺/075-955-0002/長岡京市粟生西条ノ内26-1/9時〜16時(受付終了)※紅葉期以外は18時閉門/紅葉の特別入山11月15日(土)~12月7日(日)/大人1,000円、中高生500円※紅葉期以外は無料/阪急「長岡天神」駅下車、阪急バス6・7・20・22系統に乗り換え。「旭が丘ホーム前」停留所から徒歩約2分/期間中Pなし※公共交通機関をご利用ください/HP/Instagram @komyo_ji_official

\お得な情報!/

JR「長岡京」駅西口駅前の市営長岡京駅西駐車場(4階・5階)を使用するパーク&ライドを利用し、隣接するバンビオ1番館2階の観光情報センターにて駐車券をご提示で、400円の割引入山券をお求めいただけます。


名勝庭園「浄土苑」の紅葉を望む「上書院」からの絶景

柳谷観音 楊谷寺/見頃11月中旬〜12月下旬

眼の病を癒すための祈願所として、1200年以上の長きにわたり人々の厚い信仰を集めてきた「柳谷観音 楊谷寺」。近年では、手水鉢を季節の草花で彩る「花手水」発祥のお寺として注目されています。秋に訪れると、色づき具合の異なる紅葉で美しいグラデーションを表現した花手水が見られますよ♪

11月15日(土)~12月7日(日)は、「もみじウイーク」を開催。「楊谷寺」は山間に位置するため、秋には山全体が赤く染まり、自然の豊かさを実感できます。

上書院からの眺め


さらなる絶景を求めて、階段を上がり「上書院」(上写真)へ。「上書院」から眺める真っ赤なドウダンツツジに思わず見入ってしまいますね。明治時代に建立された総ヒノキ造りの書院から庭園を眺めれば、窓枠がまるで絵画の額のように紅葉を縁取ります。
夜には照明デザイナー小川ユウキ氏による「浄土苑」のライトアップを一般公開。今年は「京都西山竹あかり〜幻想夜2025〜」の期間に合わせて行われます。ライトアップの詳細は記事の最後でご確認を。

もみじウイーク期間中は限定の御朱印や押し花朱印などの授与もあります。詳しくは公式HPまたはSNSから要チェック!

Information 柳谷観音 楊谷寺/075-956-0017/長岡京市浄土谷堂ノ谷2/9時~16時30分(17時閉門)※通常期は9時~16時/もみじウイーク11月15日(土)~12月7日(日)/もみじウイーク1,000円(上書院含まない)、2,000円(上書院含む)通常期500円※高校生以下無料/阪急「長岡天神」駅またはJR「長岡京」駅からタクシーで約15分、阪急「西山天王山」駅からタクシーで約10分/Pあり(500円、第2駐車場は無料)/HP/Instagram @yanagidanikannon


京都西山・長岡天満宮花灯路

長岡天満宮/見頃11月中旬〜12月上旬

2023年に初開催された「京都西山・長岡天満宮花灯路」。好評につき、今年も開催が決定しました!「長岡天満宮」で毎年恒例の紅葉庭園「錦景苑(きんけいえん)」のライトアップに合わせて、11月15日(土)~12月7日(日)に実施。「八条ヶ池」の大鳥居から「拝殿」までの参道を約300基の灯籠がやさしく照らします。

実はこちらの灯籠、東山花灯路や嵐山花灯路で使用したものと同じなんだとか。場所を変えて人々の思いを繋ぐ灯籠は、見ているだけでなんだか温かな気持ちになれますね。「錦景苑」の美しい紅葉までの道のりを雰囲気いっぱいに盛り上げてくれますよ。

広い境内では混雑を気にせず自分のペースでゆっくりと回ることができます。夜の静けさが日頃の喧騒を忘れさせ、自然と穏やかな気持ちに。昼間とはひと味違った大人なムードをひっそりと楽しんでみてはいかがでしょうか。

Information 長岡天満宮/075-951-4500(問い合わせ:長岡京市観光協会)/長岡京市天神2-15-13/16時30分~20時/11月15日(土)~12月7日(日)/拝観無料/阪急京都線「長岡天神」駅から西へ徒歩約10分、JR「長岡京」駅から西へ徒歩約20分/Pあり(有料)/HP/Instagram @nagaokakyo_tourism

※通常の拝観時間は異なります。記事前半よりご確認ください。


乙訓寺重要文化財 秋の特別公開

乙訓寺/見頃11月中旬〜12月上旬

推古天皇勅願、聖徳太子創建と寺伝より伝わる「乙訓寺」。弘法大師空海と伝教大師最澄が語り合った場所としても有名な古刹です。4月には約30種1,000株が開花する牡丹の名所ですが、ひっそりと色づく紅葉の時期もおすすめです。表門から境内に続く参道はモミジでおおわれ、樹齢400年と推定されるサザンカが桃色の花を咲かせます。

牡丹と紅葉の季節に合わせて、年に2回だけ乙訓寺の重要文化財が特別公開されるのも見どころのひとつ。2023年6月に国重要文化財に指定された「木造十一面観音立像」(写真上)と、同じく重要文化財である「木造毘沙門天立像」(写真下)が同時に拝見できます。

「木造十一面観音立像」は、わずか一日で掘り上げられたと伝わる日本最古の“一日造立仏”。日本で5例しか発見されていない貴重な仏さまを見られる絶好の機会です。この秋は、11月23日(日・祝)〜12月7日(日)に公開されます。ぜひ紅葉と合わせてお参りください。

\一日造立仏についての過去記事はこちら!/


Information 乙訓寺/075-951-5759/長岡京市今里3-14-7/特別公開期間11月23日(日・祝)〜12月7日(日)9時30分〜16時(15時30分最終受付)、開門8時〜17時、御朱印・お守りの授与9時30分~16時/特別公開期間拝観料1,000円(解説ブックレット付)※通常期拝観料(大人500円、中学生以下無料)/阪急バス「薬師堂」停留所から徒歩約5分/Pあり/HP/Instagram @otokunidera


京都西山竹あかり〜幻想夜2025〜

柳谷観音 楊谷寺、善峯寺、大歳神社

京都市に移転した文化庁と京都西山エリアが連携し、地域の竹を活用した「竹あかり」によるライトアップイベントを開催。柳谷観音 楊谷寺、善峯寺、大歳神社を舞台に、幻想的な光で文化財を照らします。
国内外で活躍する竹あかり演出集団 「CHIKAKEN(ちかけん)」と、嵐山の竹林を整備するNPO法人「京都発・竹・流域環境ネット」がプロデュース。放置竹林を有効活用し、竹あかりによる見事な景色を生み出します。

「京都西山竹あかり〜幻想夜2025〜」善峯寺の様子。京都市内の夜景が美しいフォトスポットも。善峯寺では、竹あかり開催期間中(10/31・11/1~11/3・11/8~11/9)は、特別公開も実施。
長岡京市の柳谷観音 楊谷寺では、記事前半で紹介した紅葉と一緒に竹あかりや竹のオブジェを楽しめますよ。イベントに合わせて各所見どころが満載!西山の自然と歴史が織りなす景色は、いつにも増して厳かな雰囲気です。やさしい竹あかりに照らされて、特別なひと時を過ごしてみませんか。
※大歳神社は10月18~20日に開催。

\会場はこちら!/

Information 柳谷観音 楊谷寺/075-956-0017/長岡京市浄土谷堂ノ谷2/18時~20時30分受付終了/11月21日(金)~24日(月・休)、29日(土)、30日(日)/大人2,000円、高校生以下無料/阪急「長岡天神」駅またはJR「長岡京」駅からタクシーで約15分、阪急「西山天王山」駅からタクシーで約10分/Pあり(500円、第2駐車場は無料)/HP/Instagram @yanagidanikannon

Information 善峯寺/075-331-0020/京都市西京区大原野小塩1372/18時~20時30分(20時受付終了)/10月31日(金)、11月1日(土)、2日(日)、3日(月・祝)、8日(土)、9日(日)/大人1,200円、高校生800円、小中学生500円/阪急「東向日」駅、「長岡天神」駅またはJR「向日町」駅からタクシーで約15~20分/Pあり(有料)/HP/Instagram @yoshiminedera_since1029

※記載の拝観時間や料金はイベント期間中のもので通常期とは異なります。
通常期は各公式HPまたは記事前半よりご確認ください。

長岡京市謎解き街あるき~レキシノオトと乱世の姫~

長岡京市内各所

こちらの市内周遊イベントのメインは“謎解き”!「長岡京市謎解き街あるき~レキシノオトと乱世の姫~」では、長岡京市の歴史文化の特徴である「7つのものがたり」のうち、「戦乱の舞台」にクローズアップして、ガラシャと細川忠興をテーマにした謎解きを実施します。

まずは観光案内所(市内3か所)や神足ふれあい町家などで謎解きキットを入手。次に市内5か所のスポットを回って、各所に設置された謎解きパネルをヒントに謎を解いていきます。すべての謎が解けた時、1つの答えが完成!観光案内所(市内3か所)または神足ふれあい町家へ行き、謎解きの旅の最後をしめくくる、達成特典をゲットしましょう!

各スポットには、音声ガイドが設置されています。なんと、音声ガイドPokkeの声は、『鬼滅の刃』宇髄天元役、『ゴールデンカムイ』鯉登少尉役、『チ。-地球の運動について-』オクジー役などを担当している、声優の小西克幸さんです!

謎解きパネル&音声ガイドは神足ふれあい町家、勝竜寺城公園、勝龍寺城土塁・空堀跡、勝龍寺、恵解山古墳公園、中山修一記念館、市役所新庁舎(1期)1階に設置されます。素敵な声に導かれながら長岡京市の謎を解いてみてください♪

Information  075-954-3557(長岡京市文化財保存活用推進会議(事務局:長岡京市文化財保存活用課))/11月1日(土)~2026年1月31日(土)/参加費:無料/申込不要※トラベルガイドアプリPokke(ブラウザでも参加可能)、謎解きキット入手が必要/HP/ 


サントリー×長岡京市観光協会「秋から始まるあじわいスタンプラリー」

サントリー<天然水のビール工場>京都ブルワリー、長岡京市内各所

サントリーと長岡京市観光協会がタッグを組んだ共同企画「秋から始まるあじわいスタンプラリー」が、京都西山・長岡天満宮花灯路やバンビオイルミネーションが行われる期間にあわせて開催されます。長岡天満宮からJR長岡京駅にわたるエリアの飲食店38店舗が協力。美味しいものを巡りながら、豪華賞品をゲットするチャンスです!

スタンプラリーでは、参加店舗2店(各1,000円以上利用)でスタンプを集めて、応募用紙に必要事項を記入の上、市内3か所の観光案内所へ提出、もしくは応募台紙の画像を観光協会にメールで送信するだけ!抽選で豪華賞品が当たります(応募締め切りは2026年1月15日(木))。

さらに、スペシャルスポットである「サントリー<天然水のビール工場>京都ブルワリー」で工場見学をすると「SPECIALスタンプ」を押印できます。このSPECIALスタンプと、先述の飲食店2店のスタンプ、計3つのスタンプ印を押した応募用紙を観光案内所へもっていくと、豪華賞品の応募に加えて、その場で「サントリー京都謹製プレモル350ml2缶パック」をプレゼント!(500セット限定)ぜひ、市内観光とあわせて巡ってみてください。※お酒は20歳以上の方が引換対象です。

Information 秋から始まるあじわいスタンプラリー/075-951-4500(長岡京市観光協会)/11月15日(土)~2026年1月12日(月・祝)

\案内所はこちら/

観光情報センター/075-958-4222/長岡京市神足2丁目3番1号バンビオ1番館2階
観光案内所/075-951-4500/長岡京市天神1丁目1番2号
長岡京@navi./075-963-5511/長岡京市友岡4丁目21


第86回ジャパンコーヒーフェスティバル2025 IN 京都・長岡京市

竹生園

大人気のコーヒーイベント「ジャパンコーヒーフェスティバル」が竹生園で開催されます!今回のテーマは“万博ノスタルジー”。
イベント会場である竹生園は、長岡天満宮に隣接する老舗料亭「錦水亭」の別館。もとは旅館として使われていた場所で1970年の大阪万博を機に建てられました。

2025年の大阪万博が終了した今、2つの万博の熱気や希望を感じられるようなコーヒーが竹生園に集まります!新たな出会いを楽しめる絶好の機会です。会場のノスタルジックな雰囲気の中で、個性豊かなコーヒーをじっくり味わってみませんか?

写真はイメージ

イベント内のコーヒーの購入はチケット制です。3枚一組で、うち1枚はガチャでくじを引く運命のコーヒーチケット。思いがけないコーヒーとの出会いも楽しんでみてください♪チケットは前売り券も販売されますので、詳しくはHPからご確認ください。

▶竹生園の建築についてはこちらから

https://sense-nagaokakyo.city.nagaokakyo.lg.jp/posts/56542894/

Information  日本コーヒーフェスティバル実行委員会/090-1140-5657/共催:長岡京市商工観光課/075-955-9515/竹生園/長岡京市天神2丁目15-15 /阪急「長岡天神」駅から徒歩約10分/12月6日(土)~12月7日(日)/10時~17時/コーヒーチケット制:前売り券3枚1,800円、当日券3枚2,000円/HP/ 

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