300名以上の保育園児が参加!長岡京・セブン商店会のハロウィンは子育て世代必見の温かいイベント

長岡京市のセブン商店会で、昨年秋ハロウィンイベントが行われました。
今回は市内の保育園など13園、308名の保育園児さんたちに加え、一般の親子連れも多数参加。さらに小学生58名とボランティア約60名、向日町警察の協力のもと開催されたハロウィンイベントを市民ライターの福永千夏がレポートします♪

※この記事は、市民ライターが企画・取材・執筆しています。


今回で9回目!セブン商店会のハロウィンは大盛況

セブン商店会のハロウィンイベントは、今年で9回目を迎えました!このイベントは、平日の午前中に保育園児たちが、お散歩がてら遊びに来るのが特徴。「子どもたちの笑顔を第一に、楽しい思い出を商店会で」そんな目標を掲げ、地域一体となって開催されています。

もともとは、セブン通りの数店舗がハロウィン時期に子どもたちにおやつを配っていたことがきっかけで始まったそう。今では、近隣の保育園児たちが仮装して遊びに来てくれるようになり、当日は大人たちも仮装して、商店会がまるで“おばけの世界”に!


準備から気合い十分!

朝8時半、商店会やボランティアの皆さんがセブンストリート・ラボに集まり、イベントの準備を始めます。

「近年、店舗数が減少している中、『私たちが積極的に行動を起こさなければ!』という強い思いから、このイベントが始まりました。商店会の活性化に繋がることを願っています」

「子ども達が喜んでくれる姿がやりがい。後日お礼のお手紙を書いてくれることも、すごく嬉しい」

口々にイベントへの熱い思いを語る商店会の皆さん。

各店舗では、かぼちゃやおばけの飾り付け、蜘蛛の巣やコウモリのシルエットなど、本格的なハロウィンの装飾が施され、熱意が伝わってきます。

毎年続けられているからこその、世代を超えた地域の人と人の繋がりも強く感じられました。

ハロウィンパレードで商店会が熱気に包まれる!

商店会の有志メンバーで結成された「セブン音楽隊」のパレードが始まると、通り全体が一気にハロウィンモードへ。

商店会の各店舗ではお化けやライオン、ハンバーガー、マリオやエヴァンゲリオンなど様々なキャラがお出迎え。子どもたちの元気な「トリックオアトリート」に応えて、おやつが配られました。


地域の親子連れも大喜び!

ハロウィンイベントにはたくさんの親子連れも参加していました。

「おやつをもらいに来ました!」

「子どもが仮装できるのを楽しみにしていて」

楽しそうな声が、あちこちから聞こえてきます。

「家でハロウィンパーティーをすることはできますが、たくさんの大人からおやつをもらう体験はなかなかできません。子どもにとって、本当に良い機会だと思います」

「普段はなかなかここを通ることがないけど、『こんなお店あったんだ!』と、新しい発見がありました」

このイベントは、親子で一緒に楽しめるだけでなく、住んでいるまちをあらためて知るきっかけにもなっているようです。

みんなで歌って踊って、フィナーレ!

イベントの最後は、参加者全員がセブンストリート・ラボに集結!みんなが一つになりました。

広場では、音楽隊の演奏が始まります。スーパーマリオブラザーズのBGMなどヒットソングが次々に演奏されると、会場は大盛り上がり! 参加者たちは、音楽に合わせて歌ったり踊ったり。自然と笑顔が溢れ、楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。

「今年、幼児クラスは、散歩の時間を使って商店会を歩きました。乳児クラスは、セブンストリート・ラボでの参加のみですが、それでも十分楽しめています。私たちも楽しいです!」

そう話すのは、音楽に身を委ねて子どもたちとダンスを楽しむ保育士さん。大人も子どもも一緒になって楽しめる、そんな素敵な空間がそこにありました。


小学生ボランティアも活躍!

今年は、セブン商店会と交流のある長岡第六小学校の5年生58名が、ボランティアとして参加してくれました。子どもたちにおやつを配ったり、セブンストリート・ラボで劇やダンスを披露したりと、大活躍! イベントを盛り上げてくれました。

「普段から商店会の皆さんには大変お世話になっているので、今日は私たちが少しでも力になれたらという思いで参加しました。こうして社会参加させてもらう機会をいただけて、本当にありがたいです」先生たちは、そう話してくれました。

「小さい子が喜んでくれて嬉しかった!」と、ボランティアに参加した小学生たちも、誇らしげな表情を見せてくれました。


すべては子どもたちの笑顔のために

セブン商店会のハロウィンイベントは、たくさんの人の思いと協力によって実現しています。

おやつは、商店会がまとめて用意するのではなく、各加盟店が心を込めて準備。音楽隊のメンバーも、お店や仕事の時間を調整して練習を重ねています。さらに、外部のボランティアさんも、運営に協力してくれています。

会長の三井さんは言います。

「このイベントは、子どもたちに笑顔になってもらいたいという純粋な気持ちと、みんなの温かい協力があってこそ。セブン商店会は、地域と一体となって、住みやすく、暮らしに彩りがあるまちづくりを目指しています。このハロウィンイベントは、まさにその象徴です」

地域の人々、商店会、そしてボランティア。それぞれの思いが重なり合い、子どもたちの笑顔を育むハロウィンイベント。「地域と一緒に子育てする商店会」を目指すセブン商店会にとって、このイベントは、これからも大切な活動として続いていくことでしょう。


取材を終えて

今回のイベントを取材して、一番に感じたことは、このイベントが様々な人々の熱い思いによって成り立っているということです。商店会や外部ボランティア、地域の皆さんなど、多くの人が協力し、このイベントを成功させていました。

大人も子どもも安心して過ごせる長岡京市。改めて、わたしの生まれ育ったこのまちに誇りを感じます。

地域の繋がりが希薄になっていると言われる現代においても、人と人との繋がりを大切にすることが、「地域と一緒に子育て」ができるまちづくりの鍵になるのだと、今回の取材を通して強く感じました。


担当市民ライター:福永千夏

生まれ育った長岡京市の魅力をお伝えすることで、自分を成長させてくれたこのまちに恩返ししていけたらと思っています。自分自身も日々新しいことにワクワクしていきたいです!

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