この春、世界で活躍する齋藤夏選手と、その姉で輝かしい実績を誇る齋藤栞選手が、長岡京市を拠点とする実業団チームに移籍しました!小学生バドミントンの全国大会「若葉カップ」が開かれる「バドミントンのまち」長岡京に、大きな話題をもたらしています。
この記事では、齋藤姉妹への独占インタビューと、チームPLENTY GLOBAL LINXを率いる八島友子総監督の視点も交えながら、「バドミントンのまち」長岡京の知られざる魅力を深掘り。さらには、お二人の将来の展望にも迫ります!
記事の最後には、選手たちのサイン色紙プレゼント情報もご用意していますので、どうぞお見逃しなく!!
バドミントン日本一・齋藤夏選手と姉・齋藤栞選手が長岡京市の実業団チームへ移籍!
「バドミントンのまち」長岡京に大きなニュースが飛び込んできました!
2025年春、バドミントン混合ダブルス日本一の齋藤夏選手と、その姉で、シングルスで輝かしい実績を誇る齋藤栞選手が、長岡京市に拠点を置く、女子バドミントンの実業団チーム「PLENTY GLOBAL LINX(プレンティグローバルリンクス)」に移籍したのです。
まずは、日本トップレベルの齋藤姉妹。そのプロフィールを簡単にご紹介します!
●齋藤夏(さいとう なつ)選手/2000年6月9日生まれ、埼玉県出身。現在、男女混合ダブルス日本ランキング1位(緑川大輝/齋藤夏)。日本代表選手として世界で活躍しています。
■主な戦績・・・2025年/アジアバドミントン選手権2025 混合ダブルス優勝、インドネシアマスターズ2025 混合ダブルス優勝
八島総監督が分析する!夏選手の強み
メンタルが強く守備力も高い夏選手。男女混合ダブルスで男子選手に強いアタックを打たれても一歩も引きません。前衛として相手チームの動きを読み、ゲームの主導権を握る力にも長けています。
●齋藤栞(さいとう しおり)選手/1998年2月14日生まれ、埼玉県出身。日本代表に選ばれ、国内外の試合で数々の戦績を残しています。
■主な戦績・・・2023年/大阪国際チャレンジ 女子シングルス優勝、2022年/ノースハーバーインターナショナル2022 女子シングルス優勝
八島総監督が分析する!栞選手の強み
栞選手は、170cmの身長から繰り出す上からのショットが武器。スマッシュやカットなどの打ち分けもうまく、相手選手にしてみればどんなショットがくるか予想しづらい、手ごわい選手です。
2人が移籍した「PLENTY GLOBAL LINX」は、日本バドミントンの最高峰「S/Jリーグ」1部に昇格を果たした実績も。2023年3月より長岡京市とホームタウンパートナーシップ協定を結んでいて、市民が参加するスポーツイベントなどに協力しています。京都で行われたS/Jリーグの公式戦では、長岡京市から多くの皆さんが応援にかけつけました。
両選手の加入で、さらなる飛躍が期待される「PLENTY GLOBAL LINX」。地元サポーターとして応援するしかありませんよね!
バドミントンの全国大会「若葉カップ」を解説!齋藤姉妹や八島総監督も出場
長岡京市が「バドミントンのまち」と言われるのは、小学生バドミントンの全国大会「若葉カップ」の開催地だから。今年で第41回を迎える若葉カップは、全国の小学生が憧れる夢の舞台です。
バドミントンの甲子園!全国から96チーム、約1000人が参加!!
各都道府県の予選を勝ち抜いた96チームが熱戦を繰り広げます。クラブチーム対抗なので、チームがひとつになって勝利をつかみとる姿がアツい!チームメイトへの声援が大きな励みになります。
会場は、1988年の京都国体でバトミントンの主会場となった西山公園体育館。国体のレガシー(遺産)を次の世代に残したいという関係者の熱意から、若葉カップが生まれました。
小学生のバドミントン全国大会は3つありますが、その中で最も歴史が長いのが若葉カップ。主会場の西山公園体育館は、小学生のバドミントン選手にとって「甲子園」のような憧れの場所なんです。
若葉カップはオリンピックの登竜門!
2024年パリオリンピックの日本代表選手12人のうち、なんと8人が若葉カップ出場経験者。また、パリオリンピックの陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手も、小学生の頃にバドミントンをやっていて、若葉カップに出場しています。今年の若葉カップからも、未来のオリンピック選手が誕生するかもしれません!
長岡京市民も大会をサポート!
これまでの大会では、ボランティアの長岡京市民が、出場チームの誘導や施設内の消毒などを通して熱戦を支えたことも。地域が一丸となって選手を迎え、大会を盛り上げます。
大手企業も支える!株式会社村田製作所が特別協賛
若葉カップを長年にわたり支えているのが、長岡京市に本社を置く世界的な電子部品メーカー、株式会社村田製作所です。2008年から特別協賛として大会をサポートし、未来のバドミントン選手たちの夢を応援し続けています。こうした地元企業との連携も、長岡京が「バドミントンのまち」として発展し続ける大きな力となっています。
日本トップクラスの齋藤姉妹が長岡京市に!バドミントンのまちがもっと盛り上がる!
「PLENTY GLOBAL LINX」所属となった齋藤夏選手・栞選手に独占インタビュー。長岡京の印象やバドミントンの魅力についてうかがいました!
――移籍から2ヶ月ほど経ちました。長岡京の暮らしには慣れましたか?
栞選手:たくさんお店があって食事も買い物もラクですね。生活するのに便利なまちだなと思っています。
夏選手:海外遠征もあったので、私はまだ1週間ぐらいしか生活していないんです。姉にも教えてもらって、オフの日にあちこち出かけてみたいです。
――栞選手は抹茶好き、夏選手はスイーツやコーヒーがお好きとのこと。長岡京にはおすすめの店があるので行ってみてほしいです。
栞選手&夏選手:ぜひ!行ってみたいです!
――お2人とも小さい時にバドミントンを始めたそうですね。小学生の時は、チームで若葉カップに出場されたとか。
栞選手:はい。小学6年生の時に第25回大会に出場しました。上位にはいけませんでしたが、小学生の自分にとって若葉カップは「いちばん大事な大会」でした。
夏選手:私も小学3年生の時に、姉と一緒に第25回大会に出場しました。若葉カップはシングルスとダブルス計5試合で、先に3勝したチームが勝ち。「あと1試合勝てばこちらが勝利」という5年生のシングルスの試合に、まだ3年生だった私が出場したことを覚えています。(笑)
――夏選手は、第26回大会・第27回大会では準優勝されていますね。小学生の頃から実力が認められていたお2人は、バドミントンの名門・埼玉栄高校を卒業後、山口県の実業団チームACT SAIKYOで栞選手が9年、夏選手が6年活躍され、この春揃って長岡京のチームに移籍されました。移籍からまだ日が浅いですが、「PLENTY GLOBAL LINX」はどんな印象ですか?
栞選手:若い選手が多いチームなので活気があります!自分が平均年齢をあげているかも?(笑)
夏選手:やさしくておもしろいメンバーばかり。楽しく練習できています。
――昨シーズン、チームは惜しくもS/JリーグⅡに降格となってしまいました。今後の抱負を聞かせてください。
栞選手:まずはチームがS/Jリーグにまた昇格できるよう貢献したい。自分自身は、冬の全日本総合バドミントン選手権大会でベスト4以上を目指し、日本代表に復帰したいです。
夏選手:まずは、6月の全日本実業団バドミントン選手権大会でチームに貢献したい。個人としては、2028年のロス五輪出場が目標です。
――バドミントンの楽しさや、試合の見どころについて教えてください。
栞選手:シングルスの試合は、ドキドキするようなラリーの攻防が見どころです。
夏選手:ダブルスは、ショットの緩急の使い分けに注目してほしいです。特に男女混合は特にそのメリハリがはっきりして、迫力があります。男子選手ならではの強い球も見ごたえがあると思います。
栞選手:機会があったら、ぜひ試合を生観戦してほしいですね。「テレビで見るのとは迫力が違う!」と驚かれます。
夏選手:スマッシュのスピード感や力強い打球音を、ぜひ会場で体感してください。
――最後に、バドミントンをしている子どもたちへのメッセージをお願いします。
栞選手:とにかく楽しくやってほしいのがいちばん!
夏選手:自分の思い通りにプレイができるのがバドミントンの良さ。練習がつらい時があるかもしれないけど、楽しく練習を続けてほしいです!
今も現役選手!八島総監督がバドミントンに懸ける思い
「PLENTY GLOBAL LINX」を率いる総監督は、生まれも育ちも長岡京の八島友子さん。幼い頃からバドミントンを始め、なんと若葉カップ第1回大会に、地元バドミントンクラブチームのキャプテンとして出場したそう!歴史ある長岡京のバドミントン界を支え続けてきた、まさにレジェンドの一人です。
今は市役所に勤務するかたわら社会人選手として試合にも出場。常にバドミントンとともに過ごしてきた八島さんには、長岡京のバドミントンの将来を見据えたビジョンがあります。
それは「若い選手がバドミントンを諦めず、選手を続ける環境を作りたい」、そして「地元長岡京でバドミントンをもっと盛り上げたい」というもの。それが八島さんの原動力となっています。
「実力ある若い選手が、就職などを機にやむなく競技から離れてしまう。そんな話をたくさん見聞きするうちに“納得いくまでバドミントン続け、上を目指せる環境を作ってあげたい”という気持ちが強くなりました。私自身もバドミントンを諦めかけていたところに、思いっきりバドミントンに挑戦できる環境を作ってくれたのは、地元で会社を経営していた現チームのオーナーである田中社長でしたから。」
その第一歩として、八島さんも加入していた長岡京の社会人チーム「PLENTY GLOBAL LINX」を、田中オーナー主導のもと実業団チームに切り替えたのが2007年。2022年には念願の実業団チームのトップリーグ入りを果たしました。
八島さんは「チームをさらに強化し、バドミントンを通じた地域貢献に積極的に取り組むこと。それが、私を育ててくれた長岡京への恩返しになる」と語ります。そして、その目標達成のためには、地元と連携することがなによりも大事だと教えてくれました。
「選手たちが競技に集中し、長岡京でさらに活躍していくためには、やはり地元の企業様からの温かいご支援が不可欠です。PLENTY GLOBAL LINXの、バドミントンを通じて長岡京を盛り上げ、未来の選手たちを育てる活動に共感し、ご協力いただけるパートナー企業様を心からお待ちしています。」
また、八島さんが今、特に力を入れているのは、ジュニア選手の育成です。「私の夢は、地元の小学生チームが若葉カップで優勝すること。そのために『PLENTY GLOBAL LINX』はもちろん、地元企業や団体、行政が一体となって、長岡京の小学生バドミントンを応援し、実力ある選手を育成していきたいですね。」
「PLENTY GLOBAL LINXも若葉カップも、地域の皆さんの応援が何よりの励みになります」と八島さん。今年の若葉カップは7月31日から8月3日までの4日間開催され、試合の模様は公式YouTubeチャンネルでも配信されます。全国から集まる未来のオリンピアンたちに、ぜひ長岡京から大きな声援を送りましょう!
▶若葉カップYouTubeチャンネルはこちら:
最後に、八島さんは「応援も楽しいですが、プレイするのもいいですよ」と笑顔で語りかけます。「何歳になっても続けられるのがバドミントンの面白さ。勝負にこだわり、イメージ通りのプレーで勝てた時の喜びは言葉にならないほど!」
長岡京には、様々な年代の人が集まるバドミントンクラブがたくさんあります。応援するもよし、自らシャトルを追うもよし。この機会に、奥深いバドミントンの世界に触れてみませんか?
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