寒さが和らぎ、春めいてきた今日この頃。春といえば、長岡京市では名産のたけのこを楽しめる季節です。長岡京市と周辺の乙訓地域は、全国でも有数のたけのこ産地として知られています。伝統農法で丁寧に育てられたたけのこは色が白いことから「白子(しろこ)たけのこ」とも呼ばれ、柔らかい食感と香り・甘みが魅力。3月末から5月上旬にかけて、ちょっと贅沢な旬の味覚が味わえるお店3軒をご紹介します。
見出し一覧
●たけのこと旬の味覚を散りばめた春の懐石 日本料理 竹茂
●たけのこ尽くしの二段重 京・洛西 ぶへい
●光明寺門前でたけのこ料理を 京料理 いっぷく亭
●長岡京のたけのこをおうちでも楽しもう!
たけのこと旬の味覚を散りばめた春の懐石 日本料理 竹茂
まず紹介するのは、阪急長岡天神駅から徒歩10分ほど、市内の中心を走る大通りからすぐの場所にある日本料理 竹茂(ちくも)です。創業約40年となる日本料理 竹茂では、京都の名店で修業を重ねた2代目が腕を振るっています。
3階建ての店内は、1階がカウンターで2・3階が和室。少人数で使える個室もあり家族連れなど、さまざまな層に人気です。料理は京懐石をはじめ、夏はハモしゃぶ、冬はてっちりといった鍋料理など四季折々の味覚を楽しめます。たけのこ料理で忙しくなる春以外には手ごろなお弁当や会席料理の仕出しも。さまざまなシーンで利用されている日本料理店です。
たけのこが旬を迎える時期には、たけのこをふんだんに使いながら季節の野菜や魚介も取り入れ、素材一つひとつを丁寧に生かした懐石料理を提供。長岡京市産たけのこを使った料理を楽しみに、例年多くの人が訪れるそうです。
「筍ミニ懐石」(6050円)は、先付にたけのこの木の芽和えや胡麻豆腐、煮物椀に菜の花・木の芽をあしらったたけのこの姫皮真蒸、お造り、焼物は筍田楽と鰆の西京焼きなど、品数豊富で満足度の高いコース。
シャキシャキとした歯ごたえと、たけのこの風味をそのまま味わえるお刺身、じゅわっと旨みが広がる天ぷら、田楽みその風味と香ばしさが絶妙な焼物と、調理法や素材の組み合わせで料理ごとにたけのこの多彩な魅力が楽しめます。満席になることも多いそうなので、たけのこの季節は特に早めの予約がおすすめです。
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★問い合わせ先
075-953-2350
★アクセス
長岡京市八条ヶ丘2-6-5
阪急長岡天神駅から徒歩10分
★営業時間
11時30分~14時(最終入店13時)
17時~21時30分(最終入店19時30分)
※要予約
★定休日
水曜(祝日の場合は営業)
★駐車場
3台
★HP
※金額は全て税・サービス料込み
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たけのこ尽くしの二段重 京・洛西 ぶへい
次に紹介するのは京・洛西 ぶへい。阪急長岡天神駅から車で7分ほど、店の後ろに見える竹林と調和する和モダンな外観と緑ののれんが印象的です。玄関口では、若女将が笑顔で出迎えてくれました。
もともと養鶏業を営んでいた先代が自ら育てた鶏を味わってもらいたいと大原野で創業した京・洛西 ぶへい。名物料理の宝楽焼は、丹波黒どりや魚介、野菜などを素焼きの炮烙と炭火でじっくり焼くことで素材の旨みが楽しめると評判です。2014年に大原野から現在の場所に移転。スタイリッシュな設えの店内は、奥に中庭と竹林もあり、大通りに面していながらゆったり落ち着いた雰囲気です。
春のたけのこ料理も創業当時から愛されてきました。おすすめは厳選した朝掘りたけのこの風味や食感が楽しめる「筍御膳」(6050円)です。お重の上段には、鶏ミンチを加えて旨みをプラスした筍ご飯をはじめ、しぐれ煮、木の芽和え、湯がきたてのたけのこのお造りが、下段には、柔らかい穂先と歯ごたえのある根の部分を盛りつけた若竹煮が入り、たけのこの天ぷらとお吸い物も付きます。たけのこ尽くしの一品をぜひ味わってみてください。
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★問い合わせ先
075-956-0727
★アクセス
長岡京市井ノ内小西48-1
阪急長岡天神駅から車で7分(5名から送迎可※前日までに要予約)
★営業時間
11時30分~14時LO
17時30分~20時LO
★定休日
火曜、水曜昼
★駐車場
7台
★HP
※金額は全て税・サービス料込み
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光明寺門前でたけのこ料理を 京料理 いっぷく亭
最後は、光明寺のそばにある京料理 いっぷく亭です。昭和47年(1972年)の創業以来、長岡京市民はもちろんのこと、光明寺へ参拝・観光に訪れる人などに親しまれてきました。2021年1月には移転してリニューアルオープン。光明寺門前で目を引く真新しいお店を訪ねると、若女将が気さくな笑顔で迎えてくれました。
和モダンな雰囲気の店内には、テーブル席を中心に座敷席もあり、人数やシーンに合わせて利用することができます。紅葉の名所として知られる光明寺を望む部屋もあり、秋になると格別な景色が楽しめそうです。
この日いただいたのは、5つのお重に多彩な料理を詰めた「白子たけのこ重膳」(5390円)。たけのこの土佐煮や刺身、たけのこと相性の良いホタテのすり身を挟んだ天ぷら、たけのこご飯、若竹のお吸い物など、白子たけのこがふんだんに使われている贅沢なお膳です。名物の胡麻豆腐など、たけのこ以外の品も京料理店ならではの洗練された味わいが楽しめます。
重膳に付く、たけのこの形に仕立てたオリジナルの和菓子「竹の香」(写真左奥)にも注目を。一口・二口目には白餡のやさしい甘さが、三口目には甘く炊いたたけのこの食感と隠し味に使われている白味噌の塩気が口のなかに広がります。もちっとした生地も絶妙! 最後まで飽きることなく楽しめます。お持ち帰りの販売もあるので、お土産にもぜひ利用してみてくださいね♪
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★問い合わせ先
075-954-7777
★アクセス
長岡京市粟生川久保3
阪急長岡天神駅から車で8分
★営業時間
11時30分~15時(最終入店13時30分)
17時~21時30分(最終入店18時30分)
※要予約、季節により変更あり
★定休日
火曜(水曜不定休)
★駐車場
10台
★HP
http://www.kyoto-ippukutei.jp/
※金額は全て税込み
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長岡京のたけのこをおうちでも楽しもう!
長岡京市にふるさと納税をすると、長岡京市で採れた朝掘りたけのこが返礼品として届きます。長岡京市のたけのこは、一度食べると忘れられなくなるほど柔らかく、えぐみが少ないのが特徴とされていて、全国的に大人気!たけのこの収穫が最盛期を迎えると、返礼品としてラインナップされる予定なので、随時ふるさと納税ポータルサイトをチェックしてみてくださいね♪
https://furunavi.jp/product_detail.aspx?pid=249300
長岡京市ではたけのこの時期になると、和食店だけでなく洋食店や喫茶店など、さまざまな店でたけのこを使った料理が提供されます。春の訪れを感じる絶品たけのこ、皆さんもぜひ味わってみてください。
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